こんにちは首藤です。
今日は日陰が心地よい気候です。
思わずシャツの袖をまくり上げました。
さて前回書きそびれたのですが、主人公の音声ソフトを使った書類づくりの際の
動作とスロープ昇降動作能力に少し違和感がありました。
ご存知のように、車いすを前進させるときはタイヤの外側に付いている
ハンドリムを前に押して進みます。
この場合はハンドリムは前進力を伝える部位となります。
しかし、スロープを上る際のハンドリムは前進力+ブレーキ部位となります。
すなわち、ハンドリムを前に押すのは同じですが、平地と違い次の押し出し動作の
ための腕の後方移動の間、車いすは後方に下がろうとします。
これを押しとどめる役割もハンドリムの作用です。
実際にスロープを昇降すると実感しますが、後ろに下がろうとする車輪を止めながら
昇降を続けるのにはかなりテンポの良い反復動作が必要です。
建築関係者として、ますます「ひまわり」から目が離せない首藤でした。