こんにちは首藤です。
今日は最高温度は何度までいったのでしょう。
いろいろ予報機関によって差がありましたが、30度前後までいったのは間違いありません。
さて、久しぶりに「ひまわり」の話題です。
主人公の帰宅行動から、
次の場面こそいやいや次こそと建築関係者の立場で、
改修場面の展開を期待していましたが
あっけなくご家族の歓迎シーンとなり、改修の必要性が語られたのみでした。
建築関係者からすると、改修前の住宅に車いすでの玄関からの出入りは
かなり困難を伴いますし、対応改修前のトイレ室の介護も
相当な介護力が必要と考えます。
少なくとも、登場しているお母さんの介護力では現実的ではないように思いました。
もっともこの小説のテーマは、従前にはなかったハンディを背負った主人公が、
受傷前には本人も意識していなかったであろう、
社会の偏見や無自覚の差別に抗して生きていく姿を描くことで、
様々な障害を持つ方々へエールを送ることなのだろうと思います。
今後も物語の展開を注視していきたいと思います。
首藤でした。