こんにちは首藤です。
今日は、前回の「ネット銀行について」の続編です。
前回、ネット銀行のデメリットについて記述していますがその続きです。
・自営業等の収入実態について説明できる窓口が無いと述べましたが、ローン借り入れ後に
何らかの問題が発生した場合、地域の支店窓口であれば対面で対応を協議できることが
ネット銀行では困難です。
・たまたま、利用しているネット銀行と連携していない決済サービスの場合、引き落としや
振込の口座として利用できないことがあります。
・オンライン取引の宿命として、ネット障害が発生した場合そのメンテナンス終了まで
利用しているネット銀行にアクセスできません。
短時間の通信障害であればともかく、過去にあったような数日にわたる障害の場合、
事後処理にかなりの手間が掛かることが予想されます。
・オンラインであるため原則、通帳は存在しません。
従って、通帳のコピーを必要とする交付金等の口座としては使えないと考えられます。
また通帳記帳に代わって、自分で出入金のデータ管理が必要になります。
日常の取引口座を一般銀行にしていて、ネット口座をローン出入金の窓口専用とすれば
問題発生時の対面相談の不在と通信障害以外は、対処できる問題かと思います。
これらを踏まえてネット銀行の利用も検討されたらいかがかと思います。
首藤でした。